毎月第4火曜日(原則として) 午後2時より物産会談話室にて開催

新規入会歓迎致します。        連絡先: 河村 栄夫

 

2023年 

「11月度歌会」の互選歌より

坂くだる二台の自転車中学生男女の声掛け「気をつけて」「ハイッ!」
                                   河村 栄夫

十月の銀杏はいまだ青葉なり輝く時は束の間なるに            島澤 淑子

2022年

「10月度歌会」の互選歌より

青嵐吹かば尋ねん君二十歳(はたち)理(ことわり)もなくパリに発ちしを 上平 慶一

友が里いわな山女の宝庫だが今も戻れぬ原発事故に             弘田 和子

「9月度歌会『新樹』(第63歌集)合評会」の互選歌より

今日も行く学童見守り十七年何時もの道に金木犀香る                           河村 栄夫

診察を終わりし夫の靴音は軽くはずみて胸なでおろす                           島澤 淑子

梅の実のポタリと落ちる音重く季節は進む葉蔭濃き庭            秦 晴美

「7月度ネット歌会」の互選歌より

風呂敷は元の四角に戻りたり我のいち日包んでくれた             大森 悦子

九十九里は五色の雲の合間より入道雲のもり上がり沸く          島澤 淑子

「6月度ネット歌会」の互選歌より

夢のなか話相手は誰だろう花見に行くの?覚えていたのね!                 弘田 和子

気狂ったプーチンのロシア瓦解して北方領土返還成就を                    伊藤 谷上

「5月度リアル歌会」の互選歌より

警報の絶えざる街のキーウにも夏来れば咲くひまわりの花                  上平 慶一

製鉄所の二ケ月こえる地下生活出ればまぶしい五月の太陽                  河村 栄夫

「4月度リアル歌会」の互選歌より

コロナ禍にスティックココア増えてゆく我の時間の隙間を埋める    大森 悦子

「地域のため長生きして」とくり返す散歩で出会った独居の隣人    河村 栄夫

「3月度ネット歌会」の互選歌より

逝く時はみんな一緒ね母の声下北沢の防空壕は             島澤 淑子

いつの日かこの日が来ると思いしがヘルパー迎えて今日は晴天    秦 晴美

「2月度ネット歌会」の互選歌より

持て余す四十五坪のマイホーム老妻(つま)と二人は十坪で暮らす   上平 慶一

一昨年竹馬の友の急逝あり、今年は散見「以後賀状を辞す」と   伊藤 谷上

「1月度ネット歌会 第62歌集『新樹』合評会」の互選歌より

母のいない人生が今日始まりぬいつもより長く靴を磨きぬ               大森 悦子

願わくば自分のベッドで自然死をしたいものだがそうはいくまい       伊藤 谷上

いつも行くリハビリウォーク森の道小柄な地蔵が今日も微笑む           河村 栄夫

感染の強さに顔を見ず葬る抱きし壺は重いと兄殿                   弘田 和子

玄関とゴミ捨て場との間には誰が置きしか鉢植えの花           能島 滋

2021年

「12月度リアル歌会」の互選歌より

在宅はプロセス見えない仕事にて成果主義になりゆく職場     大森 悦子

詩吟には異なる流派ありされど今さら節を変えるは無理だ     弘田 和子 

「11月度ネット歌会」の互選歌より

今日も行く学童見守り十七年 いつもの道に金木犀香る            河村 栄夫

秋彼岸過ぎれば日毎に富士山の 裾まで見えて青空に映ゆ                      秦 晴美